「朝勃ち」と「ED」の関係性を院長が解説
みなさん、こんにちは。
神戸三宮バッファローEDクリニック院長です。
突然ですが、皆さんは毎朝「朝勃ち」してますか?
「いやいや、朝勃ちするのは10代や20代の若い男性だけでしょ?」と思った方もいるかもしれません。
しかし、心身ともに健康な男性ならば、30代や40代であっても、朝勃ちします。
むしろ、朝勃ちする男性の方が正常であるとさえ言えるのです。
男性機能が正常であれば、一晩に3回~5回は勃起すると言われているので、朝勃ちしない男性は男性機能が衰えている可能性があると判断できます。
しかし、朝勃ちを頻繁にしていたとしても安心はできません。
「朝勃ちはするのに性交では元気がなくなってしまう」という男性も意外と多かったりします。
この記事では、朝勃ちとEDの関係を説明し、EDの悩みを持つ男性の助けとなるED専門クリニックについて解説していきたいと思います。
朝勃ちの仕組み
朝勃ちというと、「セクシーな夢でも見たのかな」「最近欲求不満気味なのかな」と思ったりもしますが、こういった要素とは全く関係ないと言えます。
実際には、副交感神経の働きが活発になり、心拍数が減少し筋肉の緊張が緩んだことがきっかけとなり夜間勃起が起こります。
とここまでは科学的にもわかっているのですが、そこから先、「なぜ夜間勃起が起こるのか?」という答えはわかっていません。
現段階では、「睡眠中の副交感神経が優位になることで起こる現象である」ということくらいしかわからないのです。
朝勃ちするのに性交では勃起しないのはなぜ?
朝起きた時に勃起をしている状態が起こっているのならば、基本的に男性としての機能が正常である可能性が高いと言えます。
しかし、いざ女性パートナーと性交をしようとすると、勃起せずに性交ができなくなってしまうというケースもあります。
これはどのようなことが原因になっているのでしょうか?
▶朝勃ちと勃起はそもそもの種類が違う
勃起するということ自体は、ペニス内部の海綿体に血液が流れ込んで固くなることで勃起は起こるのですが、これは朝立ちであっても性交時であっても変わりません。
ただし、朝勃ちが一種の生理的現象の1つで、種類で言えば、「あくび」と同じ仲間です。
それゆえに、心因的な原因が多少あったとしても朝勃ちは起こりうるわけです。
▶朝立ちはするが性交時には勃起しないのは「心因性ED」の可能性あり
性交時の勃起は「性的な興奮要素」が必須となりますし、性交自体に集中することも必要です。
・性的興奮は感じているがストレスなどによって性交に集中しきれない
・性的興奮は感じているが自身の性交への自信のなさによって性交に集中しきれない
朝勃ちはするけど性交では勃起できない人は、まさに「心因性ED」である可能性が高いと言えるのです。
▶朝勃ちもせずに性交時に勃起もしない人は「器質性ED」である可能性あり
もしも朝勃ちもなく、性交時も勃起をしないというのであれば、「器質性ED」である可能性が高いと判断できます。
器質性EDは、神経や血管、脳などに何かしらの障害があることで勃起不全が起こるということです。
糖尿病や脂質異常症、高血圧、肥満といった生活習慣病などが原因となるケースもありますし、動脈硬化を合併しているケースでもEDは起こりえます。
神経障害や血管の損傷、分泌機能の低下といったものや、飲酒や喫煙などによってもEDを発症するケースがあります。
このように、朝勃ちはEDの原因を解明するために有効な手段となるのです。
「朝勃ちするorしない」ではなく「性交できるかどうか」が重要
前述したように、朝勃ちをするかしないかは心因性EDか器質性ED化を見極めるうえではとても参考になる要素ではありますが、深く気にするほどではありません。
それよりも注目すべきは、「性交時に勃起するかどうか」であり、「性交ができるかどうか」であるのです。
勃起した状態を一定時間維持できなければ、性交をすることができません。
一定時間勃起を維持できない状態には、必ず原因があるはずです。
「性交時に勃起しないからもうパートナーとの円満な性生活は無理」と諦める男性は多いですが、原因をしっかりと把握し適切な治療を継続していけば、性交できるようになる可能性は高いと言えます。
EDの症状はED専門外来を受診すべき
EDの症状を抱えている男性は日本中に数多く存在しています(男性の5人に1人と言われています)が、適切なED治療を行っている人はあまり多くはありません。
年齢的に諦めてしまったり、性に関することゆえに恥ずかしさが先行してしまうことが要因として考えられます。
しかし、「EDの症状を何とかしたい」と考える人が多いのも事実です。
実際に多くの男性がかかりつけの医や泌尿器科に相談をしています。
ただし、EDに関する治療はここ10年ほどで急激に進歩している分野ゆえに、できればED専門外来を受診して治療した方が良いと言えます。
やはり専門医ほど適切に診断や治療を行える人はいませんから、せっかく治療したいという意思があるのであれば、ED専門外来を受診すべきです。
しかしながら、「自宅の近くにED専門病院やクリニックがない」という人も数多くいることでしょう。
日本でEDの症状を抱えている人が非常に多いのに対して、専門病院やクリニックの数は正直多いとは言えません。
「神戸三宮バッファローEDクリニック」であればオンライン診療OK!
神戸三宮にクリニックを構える当院(神戸三宮バッファローEDクリニック)では、オンラインでの診療も可能となっています。
多くのクリニックでは、オンライン診療も「初診は必ず来院して受診をすること」が条件であったりします。
しかし、当院では初診であってもオンライン診療が可能となっています。
それはすなわち、「日本のどこに住んでいてもED専門クリニックを受診できる」ということを意味します。
オンライン診療であれば、通院する時間も必要ありませんし、通院する費用も掛かりません。
また、待合室やクリニック周辺で他者に見られるという恥ずかしさを感じることもありません。
治療薬に関しても、診断後速やかに郵送手続きを行うので、素早く治療を開始できます。(院長の個人名で郵送させていただきますので、病院名でEDの治療をしていることがバレてしまうといった心配もありません)
▶厚生労働省が認可する3つの治療薬を取り揃えています
ED治療薬というと、「バイアグラ」が圧倒的に高い知名度を誇りますが、実は日本ではこのバイアグラ以外にも認可されている治療薬が存在します。
それが「レビトラ」と「シアリス」です。
バイアグラは、一定以上の勃起強度と即効性はありますが、空腹時に内服しないといけないという弱点があります。
それに対して「レビトラ」は、空腹時以外でも内服可で、バイアグラよりも勃起強度が強く、即効性があります。
そして、「シアリス」は空腹時以外でも内服可で、副作用が少なく、初めてでも安心して使用しやすいという特徴を持っています。
ネットなどでは海外のED治療薬を個人輸入で購入する人もいますが、健康被害のリスクがある為絶対に避けるべきです。
バイアグラ、レビトラ、シアリスという国から認可を受けた優れた治療薬がありますし、安価に購入できるジェネリック医薬品も取り扱っています。
まとめ
今回は、「朝勃ち」と「ED」の関連を説明し、ED専門クリニックでの適切なED治療について解説してきました。
朝勃ちはするが性交時には勃起しないという場合には、「心因性ED」である可能性が高く、朝勃ちもせず性交時も勃起しないというケースでは「器質性ED」である可能性が考えられます。
朝勃ち自体は、睡眠中の副交感神経が優位になることで起こる現象なので、特に問題はありません。
朝勃ちの有無ではなく、重要なのは「性交時に勃起するか(性交を終えるまで持続するか)」です。もしもEDの症状でお困りならば、当院にご相談下さい。自宅からスキマ時間にオンライン診療もご利用いただけますので、ぜひご検討下さい。
神戸三宮バッファローEDクリニック 院長