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20~30代の若者の間で広がるED治療薬

[2022.03.24]

みなさん、こんちには。
バッファローEDクリニック院長です。

ED(勃起不全)というと、50代以降の男性が陥る症状というイメージがありますよね。

しかし、実際には20~30代の「若者」たちもEDに苦しんでいる男性が多かったりします。

そういった若くしてEDで悩む男性で、ED薬を服用するケースも増えてきているのです。

この記事では、そんな「20~30代の若者の間で、ED薬が広まっている理由」についてEDクリニック院長目線で解説していきたいと思います。

20~30代の若者の間で、ED薬が広まっている理由

ED薬というと、どのようなものが思い浮かぶでしょうか?

おそらくほとんどの人が10年以上前に大きな話題となった「バイアグラ」を想像するはずです。

しかし、ED薬にはバイアグラ以外にも様々な種類があり、20~30代のEDで悩む若者の多くがそういった薬を服用しています。

なぜそれほどまでに若者のED薬の服用が増えているのか、その理由を挙げていきましょう。

理由① 心因性によるEDが増えている

EDの原因はいくつか考えられます。

・心理的、精神的なストレスによって起こるED(心因性ED)

・動脈硬化や神経の損傷などによって起こるED(器質性ED

・心因性EDと器質性EDの両方が関わっているED(混合性ED

・特定の薬剤を使用することで起こるED(薬剤性ED

器質性のEDや混合性のEDは、50代以上の男性に多いと言われていて、薬剤性EDも年齢に関係なく起こってしまいますが、心因性EDは20代~30代(40代も)という若年層の男性に多くなっています。

平成の後期から「草食系男子」と言われる男性が増えてきましたよね。

なぜそういった男性が急に増えたのかと言えば、それは社会の変化が大きな要因であると考えられます。

コンビニやファミレスなど幼少期から欲しい物がいつでも気軽に手に入る環境下で育ちました。10代以降には、ネットショッピングもスタンダードになっていき、クリック1つでほしい物を手に入れることができるようになりました。

沢山過ぎる物に囲まれた生活の中で、「物欲」が希薄になっているのかもしれません。

また、競争を意識する機会も減っています。

小学校の運動会では「順位を付けるのをやめよう」と言われ始め、少子化の影響によって一人っ子が増え、兄弟間で争いが減りました。

このような男性が不景気にあえぐ社会に出ることで、仕事へのプレッシャーや人と比べられる実力主義の辛さ、そして人間関係の難しさによって精神的なストレスを溜めるようになってしまうのです。

こういった精神的な原因による心因性EDの治療の場合は、精神療法と併せて薬剤治療が行われることが一般的です。

・バイアグラ(シルデナフィル)

・レビトラ(バルデナフィル)

・シアリス(タダラフィル)

これらの治療薬(PDE5阻害薬)を使用することが多くなっているのです。

理由② ED薬の値段が下がっている

ED薬というと、かなり費用が掛かってしまっていましたが、近年ではジェネリック医薬品の解禁によって安価に手に入るようになりました。

これによって、ED薬での治療へのハードルがグッと下がり、多くの男性が治療をしやすくなったのです。

また、近年では「個人輸入」によってED薬を更に安く仕入れるというのも事実です。

しかし、確かに個人輸入の場合には安く手に入りますが、その半数以上が「偽造品」であるとの報告もあり、安全を保障することができません。

パッケージなどの見た目が本物のように見えても、かなり精巧につくられているので、偽物と本物を見分けるのは困難です。

・あまりにも安すぎる価格

・外と内のパッケージの製造日と有効期限の記載にズレがある

・薬が明らかに変色している

・パッケージの記載内容にスペルミスや文法の誤りがある

このようなケースでは、絶対に服用すべきではありません

基本的には当医院のようなしっかりとした医療機関で診断を受け、処方されたED薬を使用するようにしましょう。

理由③ ED薬の種類が増えた

冒頭でも挙げた通り、一昔前まではED薬と言えば「バイアグラ」の一択でした。

しかし、現代ではバイアグラの上位互換である「レビトラ」や「シアリス」といった薬も多く使われるようになってきています。

これらの薬はバイアグラの弱点「空腹時に内服しないといけない」が克服されています。


レビドラ

即効性に優れており(内服から効果発現まで20〜30分程!)、勃起時の硬さにも定評があります。

シアリス

ED治療薬の中で世界シェアNO.1。持続時間36時間と長く、副作用が少ないことが大きな魅力です。

※「タダシップ」や「タダリス」といった未承認のシアリスジェネリックは、偽造品の可能性が高いため注意が必要です。

バイアグラ

一昔前から世界中で使用されてきたバイアグラも、引き続き使用されているED治療薬の1つです。
ED薬の中で圧倒的な知名度があり、今だに根強いファンが多くおられます。

このように、ED薬の種類が増えてきたことも、20代、30代の若者がED薬を使用するようになった1つの要因であると言えるでしょう。

理由④ ED薬の認知が広がっている

一昔前は、ED薬(特にバイアグラ)は、「怖い薬」という認識でしたが、今は、安全性、有効性ともに非常に高い良い薬だという認識になっています。

医師の診断を受け、正しい用法容量を守り服用すれば、高い確率でEDの症状にポジティブな影響をもたらします。

近年では、ネットを中心に様々な情報が手軽に手に入るようになりました。

トップユーチューバーでありインフルエンサーであるヒカルさんなどのYouTube動画による情報発信も認知度UPの大きな要因になりました。

ちなみに、ヒカルさんはEDで悩んでいるわけではなく、「100%のパフォーマンスを120%のパフォーマンスにする(^^)」と言っておられましたが。。。(笑)

まとめ

今回は、「20代~30代の若者のED薬使用者が増えている理由」について解説してきました。

・心因性によるEDが増えている

・ED薬の値段が下がっている

・ED薬自体の種類が増えた

・ED薬の認知が広がっている

この4つの理由によって、若者のED薬の使用は増えてきました。

個人輸入などでも購入ができたりもしますが、偽造品も多く非常にリスクが高くなります。

正しくED治療をおこなうため、医療機関を受診して処方されたED治療薬を服用するようにしましょう。

神戸三宮周辺でEDでお困りの方は、ぜひ当院(神戸三宮バッファローEDクリニック)への受診をご検討ください。

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